2011.10/3〜10/5 山梨県長野県群馬県 幻の富士六湖&宇宙望遠鏡&万座草津 アタック編
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本日は10月3日、月曜日です。 私は仕事が終わってから用事があり、その後帰宅し、飯を食っていました。 すると、暇で死んでしまいそうな嫁が、何の前触れもなく、「お釜!お釜!!」とほざいております。 私も、嫁も、明日休みなので、食事&風呂を済ませてからGO!。 出発は22時30分。 |
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常磐道〜北関東道。 本日は草津あたりまで行って適当にという事で、現在北関東道の壬生PAです。 その後の波志江PAだったかな?で、wwwを見ていると、富士五湖ならぬ、富士六湖の赤池が出現しているとの事。 富士五湖は「5」が常識だが、6個目が存在するとは。しかも、出現するのは一時的で、また消えてしまうとの事。10年に一回ぐらい出現する、超レアヤンキーなもので、次は生きているうちに見れるか分からないので、赤池を見に行く事に予定大幅変更。幸い、関越道から圏央道が中央道まで繋がっていたので、高速を降りること無く、行けそうです。 |
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北関東道〜関越道〜圏央道〜中央道。 談合坂SAにて便所休憩。 |
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中央道〜富士五湖道路 |
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河口湖IC〜139号。 道の駅:なるさわ、2時40分到着。 大分遠回りしてしまったが、赤池を見るためだったら、このぐらい余裕余裕。 本日は、ここで車中泊。 350Km走行。 |
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本日は、10月4日、火曜日です。 7時45分起床。朝まで一度も起きずに爆睡でした。 |
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この道の駅は駐車場がとても広く、車中泊している人が、大量にいました。 |
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朝8時から風呂に入れるところをwwwで検索すると、開運の湯がヒット。なるさわから15分ぐらいで到着。 誰もいなく、貸切状態でした。 |
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晴天で富士山が綺麗に見えます。 |
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再び139号を精進湖方面に向かい、赤池交差点を曲がり(精進湖とは逆方向)、下ります。少し行くと、赤池と書いてある手書きの看板が。 |
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ここからは徒歩です。 |
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こんな感じの道を10分ぐらい歩きます。 |
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すると、なんか水物が見えてきました。 |
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これが、幻の赤池です。 精進湖と赤池は地下の水脈でつながっているらしく、9月21日の台風15号で、記録的な雨が降り、精進湖の水位が上昇し、赤池が出現したらしいです。 |
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上が139号です。139号から見る場合は、赤池大橋から見えるみたいです。 |
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通常は水がないため、草などが水の中に埋まっています。 すでに赤池の水位は減り始めている形跡がありました。見たい人は早めに行かないと、消えてしまうと思います。 |
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精進湖畔のコンビニで休憩中。 |
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358号走行中。 富士六湖を後にし、群馬県白根山のお釜を目指します。甲府市街地が見えます。 |
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358〜20 20号沿いにあった、釜無川。 河原近くまで車で行けたので、来てみました。 |
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広い川です。 この河原にはトノサマバッタがいて、捕獲しようと格闘!結局一匹も捕れず・・・。 |
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20〜141(清里ライン) 道の駅:南きよさと 南きよさとの取説。 |
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ここで昼飯を食べます。 |
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せっかく天気が良いので、外で食べます。 |
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山梨=ほうとう。 しっかり味が付いていて、とても美味しいです。 |
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山=オニヤンマ。 生きていますが、羽がボロボロです。一応飛んで行きました。 |
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さらに141を北上します。 141号から少しはいったところにあった、清里駅。蒸気機関車があります。駅前は綺麗な建物がたくさんありましたが、テナント募集中の看板が目に付きました。 |
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さらに141号を走っていると、野辺山宇宙天文台の看板が。 野辺山といえば、あの有名な電波干渉計がある所ではないですか!?うお〜!!これは行かなくてはいけません!そちらへ向かいます。 途中にあったJR鉄道最高地点。 |
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で、野辺山宇宙天文台に到着。141号から10〜15分で到着です。 |
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野辺山取説。 |
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アンテナが大量にあります。 |
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空調設備の配管が異様にピカピカしてます。カッコイイですね。 |
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10mアンテナ。 |
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直径45mの電波望遠鏡です。 家庭用のパラボラアンテナの大きいバージョンと思われがちですが、このアンテナはカセグレンアンテナといいます。 45mの主反射鏡で、宇宙からの微弱電波を、副反射鏡(真ん中の出っ張り)に反射させます。副反射鏡は主反射鏡の中心穴(導波管)へ電波を反射させます。 パラボラの場合は副反射鏡の所に導波管がついています。 主反射鏡が大きければ大きいほど、アンテナの受信感度(利得)は向上しますが、アンテナ自体の重さでは主反射鏡がゆがんでしまい、副反射鏡に正確に反射できなくなってしまいます。何十メートルものアンテナを作るには、相当な技術が必要なようです。 |
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私と同じ、1981年製です。 |
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とにかくでかいです。 主反射鏡の大きさだけでは臼田のアンテナが64mなので、臼田が日本一(東洋一らしい)ですが、ミリ波宇宙望遠鏡という意味ではここのアンテナが世界トップクラスみたいです。 |
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展示室。 |
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標高が高いので、雪も結構降るみたいです。 |
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実は45mのアンテナではなく、このアンテナ群を見に来ました。 |
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電波へリオグラフ。 |
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電波へリオグラフで合計84台あります。 この84台で太陽を観測しています。 なんと直径500mのアンテナと同等の性能があります。 観測装置も高性能で、サンプリング20Hzでデータ処理ができます。太陽活動の動画を作成できるぐらいの性能です。 |
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このアンテナは昭和10年ぐらいに太陽からの電波を観測した、アンテナを再現したものらしいです。 |
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当時は、画像の水平方向にある、アンテナ(白いもので両側を支えられた金属の棒=計16本)で観測していたそうです。 水色に塗られた部分は当時使用していたもので、塗料で隠れているものの錆び錆びらしいです。 垂直方向に立っているものは最近取り付けたものらしく、何十本もあります。その一本一本は、水平方向に数センチのアンテナが何本も出ています。八木アンテナのような構造になっています。 200MHz観測計らしいので、水平の部分が200MHz用だとすると、垂直部分についている水平部分は相当短いので、もっと高い周波数を観測しているように思われます。 |
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画像のアンテナ整備技術士の方とアンテナ話に花をさかせました。ありがとうございます。 |
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導波管の代わりに耳と口を赤丸部分に設置します。 |
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あっち側にも同じものがあり、どんなひそひそ声でも会話ができます。 話す側の口からいろいろな方向に出た音波が、一方向に反射され、指向性の高い音波となり、あっち側のパラボラへ向かいます。あっち側のパラボラでは効率的に音波を耳に集めます。 びっくりするほど、小さな声でも聞こえます。 |
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入り口近辺にあった太陽時計。 |
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太陽の作る影で、時間分かるというものです。ほぼ合ってます。 アンテナに大分萌えてしまい、2時間も居てしまった。 |
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ここが野辺山宇宙天文台の入り口です。 野辺山宇宙天文台を後にします。 15時なので、本日の白根山お釜はあきらめます。明日も私も嫁も休みなので、予定変更で明日に行くことにします。 |
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まだ建設途中の高速道路。無料でした。 |
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141〜18〜146(日本ロマンチック街道) 快適コースとなりました。 |
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超快適コース。 |
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鬼押しハイウェイの手前で便所休憩。 |
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鬼押ハイウェー。 ハイウェイ? |
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浅間山。 |
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鬼押ハイウェー〜144〜県道59〜万座ハイウェイ。 日が暮れてきました。 |
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殆ど車が無く、フルスペック暴走コースでした。 相当上りがきつく、クオリスのパワー不足が嫌になります。せめて5ATだったらと…。 |
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外気温が5℃でもATFの温度ががんがん上がります。水温もMAX96度まで上昇。 |
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万座ハイウェイを登りきると、万座温泉郷が見えてきました。なんか、別の世界に来た感覚です。 白川郷や銀山温泉と同じ感覚を覚えました。この感覚がたまりません。 |
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現在19時。 wwwで検索すると、日帰り入浴ができそうなのは、この豊国館1件のみ。他は18時とか16時とか。 |
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かなり古い感じの旅館です。 宿泊客は最低2組はいました。 |
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またまた貸切状態です。 内風呂。 シャワーが無いので、カランと風呂湯の兼用で頭を流しました。白い仕切りの向こう側は女湯で、嫁も貸切状態らしく、普通に会話ができました。 |
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露天風呂。こちらは結構深い風呂です。こちらも貸切で快適にお暴れになられました。 |
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万座温泉は硫黄泉としては日本一の含有量らしく、風呂湯で流したため頭から腐卵臭がします。 やっぱり温泉は、PHが7からかけ離れているとか、硫黄が多いとか、何かインパクトがあると温泉に入った!という気分になりますね。3日ぐらい頭から腐卵臭が続きました。 寝場所の道の駅:六合を目指します。 とりあえず292号(日本ロマンチック街道)を草津方面に下ります。 万座温泉は昼間に見てみたいので、またいつか来ます。 |
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現在標高2000m前後で、3℃です。 |
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草津を過ぎ292号を走行中。 |
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道の駅:六合に到着。 21時に到着。本日はここで車中泊します。この辺りは外気温7℃です。 22時に就寝。 |
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本日は10月5日、水曜日です。 朝6時起床。 国道沿いでも、殆ど車が通らず、来駅者も全くと言っていいほどいなく、朝まで一度も目が覚めずに、爆睡でした。 奥にも駐車場があるのですが、1組車中泊の人がいました。
朝7時から朝風呂に入れるところを、wwwで検索すると、草津の西の河原がヒット。 |
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292を走って、草津の西の河原温泉駐車場に到着。 |
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現在7時30分で、殆どガラガラです。 |
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西の河原取説。 |
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駐車場から15分ぐらい歩きます。 |
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到着。 |
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かけ湯。 洗い場無しの温泉です。 |
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こんな感じの大きな露天風呂。 |
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誰も居なく、泳ぎ放題でした。 奥に、大量の源泉が流れ込んでいました。強酸性のお湯で、いいお湯でした。日本一ではないみたいですが、ここ西の河原温泉は草津の中で最も酸性が強いらしく、PH1.5前後のようです。多分加水してあるので実際はもう少し、PHが高いと思います。 |
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昨日通った、292を走り、白根山を目指します。霧が非常に濃く、釜が見えない雰囲気です。 |
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腐卵臭が車内からと、外からします。外が臭いのか、俺が臭いのか、ハッキリしたいのですが、良く分かりません。
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白根山の駐車場に到着。 もう、視界数メートルです。激寒いです。 |
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標高2160m。 |
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白根山取説。 火山活動が活発で、お釜最寄の観光ルートが立ち入り禁止みたいです。 しかも、霧でどっち道見えません。 |
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本来の目的であったお釜が見えない訳ですから、残念です。天然水でもガブ飲みしないと、やってられません(笑)。 |
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草津白根レストハウス。 もう初雪が降ったみたいです。 |
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現在地からお釜までのルートが立ち入り禁止でした。 |
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292を中野市方面へ向かいます。 |
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国道最高地点。 |
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最高地点から下ると、大噴泉がありました。 |
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以前はこの岩が無く、もっと吹き出ていたそうです。(観光客の人が言っていました)。 |
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いろいろ繋がっています。 |
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たぶんここも腐卵臭がします。もう車内が腐卵臭なので良く分かりません。 |
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さらに292を下り、大分ふもとまできました。 |
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こちらはこれから紅葉という感じです。 |
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さらに292を下っていると、地獄谷温泉の看板が。名前に惹かれて、行って見ます。 看板の方向に向かって、ここにたどり着きました。
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すれ違い不可の道路を走ります。 周りの木の影響で、GPSがLOSしています。 |
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駐車場に到着。 |
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平日なので、駐車場管理人車以外ありません。 |
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駐車場から15分程度歩きます。 |
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建物が見えてきました。 |
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渋の地獄谷噴泉。 |
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強烈な水圧です。 |
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屋根に猿がいます。 一番奥まで行くとこの施設がありますが、地獄谷温泉はこの施設の手前でした。 |
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地獄谷温泉。 誰も居ないので、またまた貸切状態。 |
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扉を開けると外の露天風呂に繋がっています。 |
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一応この露天風呂は混浴らしい。 |
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画像右に先ほどの噴泉が見えます。 要するに観光客から丸見えの露天風呂です。平日で観光客が少なかったので、入れましたが、もっと人がいたら多分入らなかったと思います。冬は猿が入りにくるみたいです。 猿はそこらじゅうに居て、露天風呂から猿のAVが見放題!猿はバックが好きみたいで、ヤリまくってました。2〜3秒の早漏ボーイでした。 |
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駐車場裏の川。この河も腐卵臭がします。 |
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猿のAVを見たら腹が減ったので、信州中野IC近くのとんかつ屋にて食入り。 |
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とんかつ定食です。ご飯が旨かったです。 |
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信州中野ICより、高速へ乗り自宅へ向かいます。 |
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高速は・・・、嫁に運転させます。 |
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ひたすら嫁に運転させます。 |
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インパクトのある温泉最高ですね。以前は温泉は嫌いだったのですが、最近結構入ります。年ですかね。今月で30代突入なので。 しかし、車中泊最高ですね!好きなだけ走って、好きな時間に出発できるし、今回のような大幅な予定変更でも全く問題なし。 合計1050Km走行。 |