2024.10/11 非常用照明取り付け アタック編
自宅(一般住宅)に非常用照明照明器具(非常灯)を取り付けします。 ※本作業は電気工事士第2種以上の資格が必要となります。 非常用照明とは人が集まる施設にも取り付けが義務付けられていますが、一般家庭で取り付けているひとはあまり見かけません。 停電になると点灯するライトになります。バッテリーが内蔵されていて、通電時は常時充電されていて消灯しています。停電を検知(電源断)すると、点灯します。少なくても30分以上は点灯するので、災害時の避難に役にたったり、ブレーカーが落ちた場合の照明になります。
今回の取り付けは直付け型ですが、埋め込み型もあります。埋め込み型は100Φとか穴を開けなくてはいけないので難易度が上がります。
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VVFケーブル1.6mm 2芯、ケーブルストリッパー、ペンチ、あとはドライバーがあれば取り付けできます。 道具等はアマゾンで揃います↑
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非常用照明は普通は天井に取り付けて、真下を向けます。 取り付けが楽なので今回の方法で取り付けします。 まずコンセントがある真上で取り付けしたい所を選定します。 今回は2階の3部屋のうち、真ん中ぐらいに位置するコンセントの真上に取り付けします。赤矢印部分に取り付けします。コンセントの真上です。
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コンセントのカバーを手で引っ張って外したところです。 白い枠部分上下のネジ2本を外します。
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金属フレームのネジ2本を外します。
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後は引っ張ればコンセントは外れます。 壁の中にコンセントボックスがあったので簡単でしたが、金具を使用してコンセントが固定してある場合、ネジをすべて外すと金具が奈落の底に落ちてしまいますので、ご注意ください。 コンセント固定が金具の場合にあhC型と挟み金具がありますので奈落の底に落ちてしまった場合には、アマゾンで売っています。
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今回のコンセントの固定は、画像の黒いコンセントボックスでした。 この固定方法の場合コンセントは外しやすいですが、このコンセントボックスを外してやらないと、ケーブルを引き込めないので、右下にあるネジを外します。1本のみで固定されていました。
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こんな感じに壁内部の木材に固定されていたコンセントボックスが外れます。
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コンセント真上の、非常灯を取り付けしたい位置に穴を開けます。 この穴はVVFケーブルが通る大きさで十分ですが、通しやすさを考慮して12mmで空けました。 穴が2個ありますが、右の穴は失敗です。内部に木材があったので貫通してません。 左の穴は貫通しています。
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VVFケーブルを画像の位置から入れて、コンセントまで落とす計画で作業をすすめました。 30分格闘してもコンセントに到達せず、内部で何かに引っかかっていると妄想します。 なので、細い銅線を通してみます。10㎝ぐらいずつ出し入れしながら進めていきます。
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無事に、コンセント位置に来ました。
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VVFを細い銅線の固定します。中で迷子になると折角通した銅線をやり直しになるので、確実に固定します。
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VVFが通りました。
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非常用照明にVVFを取り付けします。
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非常用照明を壁に固定します。 間違った穴も見えなくなります。 ネジ(ビス)2本で固定しました。右側のネジは内部の木材にまで到達しているので、強固に固定できています。 左側は石膏ボードに打っているだけなので、それほど強度はありません。右側が強烈に固定できたので、このままとします。
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非常灯付属のバッテリーを取り付けします。押し込むだけです。
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カバーを取り付けします。
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石膏ボードのみでネジの取り付け強度が出ない場合には、ボードアンカーを使用する予定でしたが今回は出番なしです。
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先ほど通したVVFの被覆を剥いて、コンセント裏に接続します。 ここに接続すると100Vが流れますので、一番最後に接続します。
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取り付け完了です。 しばらく充電して、本体のテストボタンを押して点灯すればOKです。
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| 同じ手順で、玄関へ取り付け。
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浴室入口の洗面所にあるブレーカー(分電盤)脇にも取り付け。 こちらは、浴室の点検口からVVFケーブルを通す作業をして、ブレーカーの余りに直接接続しました。 ブレーカー脇が一番楽でした。 |