R2 LEDリフレクター(車幅灯回路+ブレーキ回路連動型)

この車を買った時から、このリフレクターが光ったらな~、と思っていた。

ミニバンなどにも同じようリフレクターがついているが、社外からLEDのリフレクターが発売されている。

R2用もいつかは出るかと思っていたが、発売されず。しかもR2は製造が終わったし。

無いなら作るしかありません。

リフレクター裏側。

爪が二本で止まっているだけです。

外したところ。

LEDリフレクターver01では、カラ割をしてしまったので、水漏警報発令となってしまったので、今回は・・・。

仕事中もR2のリフレクターの事だけを考えて、カラ割りせずに、LED化する方法を考えた。

裏側に適当な間隔で直線状に穴を開けます。3mmLEDを使用するので、3.2mmのドリルで穴あけというなんとも単純な案。

削りカスは?と思われるかも知れませんが、穴からほとんど取れました。殆ど繋がって削れますので意外と取れます。

3mm砲弾超拡散LEDをアロンαで固定。

片側合計9個(3LED直列×3並列)

コーキングをして、乾燥まで寝て待ちます。

点灯回路 ver01(過去)。(電流配分→車幅:ブレーキ=1:1)

画像の回路で左右のリフレクター分です。

LED1個が20mAです。片側9個で3直列×3並列なので、片側の駆動電流は3並列×3=60mAそれがリフレクター左右で並列に接続するので、LEDの安全点灯かつMAX輝度の点灯は、60×2=120mA。

画像は整流ダイオードの先にE-183を3並列。それを画像のように独立で2回路作成。

片回路約18mA×3≒54mAです。

青をブレーキ回路のプラスへ接続。

赤を車幅灯回路のプラスへ接続。

紫をリフレクターのプラスへ接続。

このようにすることで、ブレーキを踏むとリフレクター回路に54mA、車幅灯を点けると54mA流れます。ブレーキ+車幅灯だと、約54mA×2≒108mA流れます。今回は1:1の電流値ですが、様子をみて変更します。

この回路に整流ダイオードを入れないと、車幅灯を点けただけで、ブレーキラインにも電流が流れてしまい、ブレーキ回路もONになってしまいます。

先ほどの回路を右テール裏側(車内)に取り付け、そこからリフレクター用の電源をもっていきます。リフレクター用のアースは車幅灯(ブレーキ)に接続。

リフレクター裏側にコーキングを盛っているので、当たってしまいはまらないので。

ホットカッターで当たりそうな部分をやっつけます。

綺麗にはまりました。

リフレクターの爪が一箇所は引っかかっていますが、もう一方は引っかかっていないので、裏側からどうにかします。

どうにかしようとしたが、手が入らないので、リアバンパーを外します。

引っかかってない方の爪にタイラップを通します。

 

それを、画像の穴に通して、テンションをかけます。

右。

左。

点灯試験。

超いい感じじゃ~ね!

LEDも直線的に見えます。

回路の取り付け場所。両面テープでそのまま貼り付けただけです。

ここは内装で覆われるので、問題ないでしょう。

点灯回路 ver02(過去)。(電流配分→車幅:ブレーキ=1:2)

緑のライン上下で独立しています。E-183三つずつが、紫へつながっています。

赤が車幅灯ライン。車幅灯がONになると、赤方向に電流が流れます。黄色方向には整流ダイオードが入っているので、流れません。よってE-183を並列三つ経由するので、紫は54mAとなります。

青がブレーキライン。ブレーキを踏むと、青矢印方向に電流が流れます。真ん中に整流ダイオードを入れたので、E-183を並列で3×2=6個経由します。よって紫は108mAになります。この状態で車幅灯をONにしても、経由するE-183の個数は変わらないので、紫は108mAになります。

ようは、ブレーキON時に設計上でMAXの電流値を流し、車幅灯ONで半分の54mAにしました。はじめに設計した回路では、車幅灯OFF状態でブレーキを踏むと54mAしか流れないので、昼間見えにくかったので。

点灯回路 ver03(現在)。(電流配分→車幅:ブレーキ=1:3)

ver02とは大きな違いはないですが…緑のライン上下で独立しています。E-183×4とE-183×2が、紫へつながっています。

赤が車幅灯ライン。車幅灯がONになると、赤方向に電流が流れます。黄色方向には整流ダイオードが入っているので、流れません。よってE-183を並列2つ経由するので、紫は36mAとなります。

青がブレーキライン。ブレーキを踏むと、青矢印方向に電流が流れます。真ん中に整流ダイオードを入れたので、E-183を並列で4+2=6個経由します。よって紫は108mAになります。この状態で車幅灯をONにしても、経由するE-183の個数は変わらないので、紫は108mAになります。

車幅灯点灯状態。

ブレーキを踏んでいる状態。

車幅灯のみの状態より、地面が明るい事から、リフレクターの明るさが変化していることがわかると思います。

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