JZX100 CHASER LLC(冷却水)全量交換

JZX100チェイサーツアラーV(1JZ-GT)MT車の冷却水の量は、7.7L。

あくまで、ノーマルラジエターの場合。

冷却水:LLCを用意。スーパーLLCというもので、通常のLLCに比べて寿命が長いもの。4L分用意。

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必要量の計算。私の活動パターンの場合、真冬の福島の実家を考慮してマイナス20度ぐらいまで必要なので、35パーセントの濃度が必要。

また、必要な高濃度LLCは約2.7L。

銅2層ラジエターが入っているので、ノーマル時より冷却水の全量が増えているので、勝手に妄想して3L必要とします。

余り寒いところは行かないという人は、濃度を下げた方が良いと思います。極端な話し、水道水100%が一番冷えますから。でも凍ったら、ラジエター破裂により買い替えになってしまうので、安全マージンを見込んだ濃度調整をしてください。

ジャッキアップ。

ドレンコックにホースを繋ぎます。

ドレンコックをひねってラジエターの冷却水を抜きます。大体出なくなったら、ドレンコックを閉めます。

通常は、これ以上は抜くことができません。エンジン内部の冷却水はまだ大量に残っています。

ここからが全量交換のポイント。

まず、ヒーターコアにつながっているホースを2本とも抜きます。

ヒーターコア方向(室内に向かっているホース)に、水道のホースを突っ込みます。

あとは蛇口をひねって、水道フルブースト(笑)。しばらくすると透明になるので、今度は水道フルブーストのままエンジンをかけます。

今度は、先ほど外した逆側のホースからも冷却水が出てきます。

これが透明になれば完了。これで、多分エンジンの冷却水経路は水道水で満たされていると思います。ここでエンジンを止めます。

ヒーターコア洗浄のため、逆のホースに水道ホースを繋ぎかえて、水道水のフルブースト。

 

適当な漏斗をつけます。

漏れないようにテープ。ペットボトルの切り口でもいけます。

漏斗の取り付けが終わったら、リザーブタンクにつながっているホースを高い位置に持ってきます。

そして、再びドレンコックを開き、ラジエター無いを空にします。

ヒーターコアの経路を元に戻します。

必要量の高濃度LLCは3Lなので、3L計測します。

丸々2Lと2Lペットボトルの半分で合計3L。適当でOKです。

ドレンコックから完全に水が出なくなったら、閉めます。

そして、3Lの高濃度LLCを入れます。

LLCを入れ終わったら、今度は水道水を漏斗に溜まるまで入れます。

これで、ラジエター+エンジンには高濃度LLCが3L入っているので、あとは水道水で満たせば目的の濃度になります。

入れる前に濃度をあわせると、全量入らなくなりますので、この方法が良いと思います。

あとは、エンジンをかけ、ヒーターMAXでエアー抜きをします。

しばらくすると、サーモスタッドが開き冷却水の循環が始まります。サーモスタッドが開いているかどうかは、漏斗内に冷却水の色が付いたかどうかで判断できます。

初めは、エアーがポコポコでてきますが、そのうち出でこなくなります。

そしたら、軽くアクセル煽ってやり、漏斗の水面が減らなければ、エア抜き完了。

漏斗を外します。

リザーブタンクも外して洗浄します。

こちらには、濃度をあわせたLLCを入れます。

ラジエターキャップを締め完了です。

念のため、ちょっと走ったらリザーブタンクの量を確認。

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