M35 STAGEA ブーストコントローラー(BLITZ SBC DC)取り付け

ブリッツのブーストコントローラーSBC DC。某Yオークションで納車前に落札〜。ホースは取りあえずという事で、ホームセンター製の耐圧ホースを購入。内径6mm。

耐圧は1.5M(メガ)(笑)

ダブルソレノイドバルブで制御するもので、高回転のブーストのタレが激減します。

チェイサーと同じもので、見ないでも操作できるぐらい使い慣れているので、迷い無くこれに決定。

まず、一番嫌いな作業のエンジンルームから車内に配線を引き込みます。家にあったVVFケーブルを使用して、何とか何とか引き込みに成功。

このブーストコントローラー(以下、ブーコン)は、ソレノイド制御用の配線に加え、圧力測定用の4mmエアーホースも引き込む必要がある。このモデルに限らず、BLITZのブーコンはだいたいこの形態が多いですね。結構面倒です。

ブーコンの配線・配管の引き込みと同時に電源ケーブル1対(2本)も引き込んでおきます。

この電源ケーブルの1本は、バンパーフォグ制御用に使用予定です。

ハンドル下に配線を引き込んだので、ここにブーコンCPUを取り付けます。

電源はACCの+12VとアースのみでOKです。

コントローラーはここに仮止めします。

メインイベント、ドキドキの配管です。

配管のポイントは・・・

・タービンアクチュエーターへの配管

・純正ソレノイドバルブ

この2つが見つかれば、後は簡単です。

まず純正ソレノイドを殺します。

1本の配管はエアクリ奥(インテーク)につながっていて、もう一本はアクチュエータ用の配管へ三又でつながっています。

ハイ、殺しました。(配管を取るときに、ソレノイドの先っちょを折ってしまい、本当に殺してしまいました(笑))。

インテーク配管にはメクラ、アクチュエーター側の三又にもメクラ。

次は、スロットル前にある配管。

この配管はタービンアクチュエータにつながっています(純正では三又経由で、純正ソレノイドと、アクチュエータの両者)。

こいつに配管します。

上記の配管を、ブーコンソレノイドのIN側に接続。

ブーコンソレノイドOUT側をタービンアクチュエータに接続。

くれぐれもIN/OUTの配管をお間違いの無いように。タービンの限界ブーストがかかってブローします。

これで、タービンアクチュエーターの制御権はブーコンに移譲しました。

ブーコンはハンドル左、エアコン表示の下に取り付け。

純正では0.9Kぐらい。1.05K掛けると大分速くなりました。プラグを代えないとこれ以上のブーストUPにはリスクがあるので、とりあえずこの程度にしておきます。

純正との大きな違いは、高回転でのブーストのタレが殆んど無くなったことです。

VQ25DETの場合、純正でもスバル車並のハイブーストなので、ブーストUPの恩恵はそれ程ないと思います。しかし、純正制御では高回転でブーストがタレますので、「ブーストを適正に制御」という意味でのブーコン取り付けをオススメします。

BLITZのシングルソレノイドのものを使用する機会があったので、ためしにつけてみたが、高回転ではブーストがタレまくりでした。BLITZ製のブーコンを使用する場合、タービンとの相性もありますが、デュアルソレノイドのものをオススメします。

 

ブーコンテスト中。

ほぼ平地だが、ほんのちょっとだけ上り。給排気のみ。加速時のブースト圧はノーマルとほぼ同等の0.9〜0.95Kぐらい。Dレンジで、最後までベタ踏み。1変速時に「ピピピ」って音は、ブーコンの警告音。1.00Kで警告音が出るようにしていた。どうも変速時に加速時以上にブーストがかかるので、セッティングが悩みどこです。加速時+0.1K前後かかる。

この撮影後、1.05Kまで掛かるようにセッティングをして、警告音とブーストリミットは必要ないが1.20Kに設定。1.05K(変速時のMAX値)で常用しています。

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