M35 STAGEA Hi/Fog HID化 35W H4 6000K(ダブルソレノイド式)

SKYWAVE650に乗っていたときに使っていたHID。ステージア買うまで、H4バルブを使っているなんて思ってもいなかった(LowがD2なので、HiはHB3とかで、まさかヘッドライト内部にフォグがあるなんて…)。

M35ステージアの場合、ヘッドライト1個の中に、Low用のD2バルブと、Hi/Fog用のH4バルブが入っている。Hiを使用しないときはフォグになる、優れた構造です。純正ではH4はハロゲンなので、HID化します。ちなみに後期になるとヘッドライトのフォグは廃止されたという情報も。

ダイハツ純正バラスト(コイト製)、リレー、H4バルブ6000K(白紫ベース)を用意。

立ち上がりが早いので、Hi用にはこのコイト製バラスト以外使う気になりません。

いろんなH4バルブがありますが、遮光板が少なくてLowでも眩しかったり、遮光版が必要以上にあってHiでもハロゲンより暗かったりと、H4のHID化は一番苦労すると思います。

このバルブはLowではしっかりとLowの光軸で、Hiでも明るいです。

さらにダブルソレノイドによるHi/Low切り替えです。

H4バルブはスライド式の場合、シングルソレノイドとダブルソレノイドがあります。

シングルソレノイドはHiは電磁石の磁力でくっ付いてHiになります。Lowは電磁石の磁力はなくなり、スプリングの力で押し出されてLowになります。このスプリングが癖もので、すべてとはいいませんが、Low時にブラブラしてしまい、光軸もブラブラしてしまいます。

ダブルソレノイド式は、Hi/Lowどちらにも磁石があって、通電していないときでも指でスライドさせると、どちらにも固定できます。切り替え時のみ通電してスライドさせ、切り替えます。光軸もブラブラしません。なにより、スライドのための通電は切り替え時にか流さないので、バルブ根元の発熱がありません。シングルソレノイドだと、Hi時にスライド用に通電しっぱなしなので、発熱がかなりあります。

バンパー、ヘッドライト本体を外します。

ハロゲンH4を外し、HID H4を入れます。

切り替え用の制御線をもって来ます。

ヘッドライト下の純正の配線が通っているところから、バルブ点灯用の高圧線と制御線を出します。適当にアルミテープで防水処理。

このときに、純正のH4コネクターを外に出し、H4用リレーに接続します。

ライト内部はこんな感じです。

バラストが防水ではないので、水の掛からない場所に設置します。とりあえず、右サスの上に固定。

その近辺にリレーも設置して、バッテリーからプラスを持ってきます。

逆側のライトも同様にやります。ただ、逆側のH4コネクターは出す必要がないので、ライト内部にいれておきます。

点灯試験。

問題なく点灯。Hi/Fogの切り替えも問題なしです。

バンパーにもフォグが付いていて、ヘッドフォグかバンパーフォグのどちらかしか点灯しない仕組みになっています。とりあえず、ハンドルのスイッチでは、ヘッドのフォグがON/OFFできるように配線。

 

ヘッドライトFog、6000K白紫。

ブーコン取り付け時に引き込んだ配線を使用して車内のスイッチに繋ぎ、リレーを経由して、バッテリプラス、バンパーフォグと接続して、独立で点灯できるように接続(スモールが付いていないと、点灯はしない)。これで4灯フォグで走行できます。

ヘッドライトフォグとバンパーフォグの同時点灯。

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