M35 STAGEA ライトスイッチ オートライトキャンセル

日産の場合、ライトスイッチの順番はAUTO→車幅灯→ヘッドライト。トヨタの場合は、車幅灯→ヘッドライト→AUTO。

どちらが良いかは、個人のライトの使い方によるので、結論は出ないと思うが、AUTO機能を使わない私にとっては、日産のライトスイッチは許容範囲外となります。

車幅灯のみを点けたい場合は、AUTOを経由して、車幅灯となるので、ヘッドライトが一度点灯することになります。めちゃくちゃ気に入りません。さらに、ヘッドライトはHIDなので、点灯時にバルブに負担がかかります。

AUTO機能を殺します。

念のため、同じものを某オークションで落札。失敗した場合、ヘッドライトやウィンカーが点かなくなる可能性もあるので。

バラシます。

スイッチ切り替え部分を理解します。

まず、画像右側の3本線のコネクターは、テスターで調べるとフォグ用っぽい(フォグの操作も気に入らない…車幅灯をONにしていなくても、フォグスイッチをのみをONにすると車幅灯とフォグが点いてしまう)。

画像左の基盤端子部分より、ウィンカー用、Hi/Low切り替え/パッシング用、AUTO/車幅灯/ヘッドライト用の3部構成。

では、本題のライトスイッチ部分。

この位置でライトOFF。

AUTO ON。

車幅灯ON。

ヘッドライトON。

基盤も外します。

スイッチを操作すると、端子が移動して、ON/OFFとなります。

基盤裏にライトを当て、基盤を理解します。

端子が移動して、隣同士がクローズされるとON/OFFとなるようです。

青〇部分が、AUTO ONの時に直結となります。これを殺してしまえば、AUTOは機能しないはず。赤部分で回路を削り、OPENにします。

元に戻して、取り付け。

AUTO ON→機能しない。

車幅灯ON→あれ?機能しない。

ヘッドライトON→普通に車幅灯とヘッドライトが点灯。

車幅灯が機能しないのは、想定外!何か間違っています。

もう一度、分解。

回路をOPENにするのは、赤矢印部分だけでよかったようです。青部分をOPENにすると、車幅灯ONまで殺してしまうので、再度クローズさせます。

半田で高さが増えた事により、黄色部分の出っ張りが当たってしまうので、削りました。

もう一度、取り付けしてテスト。

AUTO ON→機能しない。

車幅灯ON→車幅灯のみ点灯!

ヘッドライトON→車幅灯とヘッドライトが点灯。

これでAUTOライト機能のみが殺せました。たったこれだけのことですが、かなり満足です。車幅灯/ヘッドライト/フォグのいづれかが点灯すれば、メーターは周りの明るさに応じて減光するので、何も問題ありません。ダッシュボートの光センサーを殺す方法もあるが、ライトを点けたら即減光になります。

戻る