M35 STAGEA DIXCELスリットローター取り付け

強いブレーキングをした時に、ABS動作時に似たようなキックバック?が足に伝わってきます。多分錆錆の純正ローターが経年劣化で反っているものと妄想。ローターは反ってしまったら、業者に頼んで研磨するか、交換するかしか手はありません。

ディクセルのスリットローター、フロント2枚+リア2枚の1台分を用意。

仕事が終わって19時半に帰宅してこれが届いていた。21時半からの我が家での飲み会開始まで2時間あるので、交換します。2時間もあれば余裕でしょう。最悪間に合わなくても…。ただ、明日から友人どもとこの車で旅行に行くので、今日中には終わらせないと。

フロントをジャッキアップして、ホイールを外します。

キャリパーを外し、工具箱の上に置いときます。

フロントはローター交換が非常に簡単。

キャリパーを外した状態でローターを引き抜けば、簡単に外せます。

固着している場合は、ローターにボルトをねじ込んで引き抜きます。

新品ローターを取り付け。

ブレーキパッドを戻して、キャリパーを取り付け。これでフロントは完了。片側10分程度で交換できます。

ホイールから見えるスリットがかっこいいですね。

スリットローターにした目的は、錆びて反っていた純正ローターを交換するためと、見た目がかっこよくするためです。プレーンローターと比較してブレーキパッドの減りは、街乗りレベルでは大差ないような気がします。スリットの向きは正転で取り付け。逆転にすると制動力はもう少し上がるが、パッドの減りにも貢献します。

フロント逆側も同様に交換。

フロントは完了。

リアがちょっと面倒くさい。

まず、リアの両輪をジャッキアップ。ステージアの場合、リアは片輪のみだと手で回せないので、両輪をジャッキアップします。

ローターのハブボルト間にある、ゴムのキャップを外す。

キャリパーを外す。

サイドブレーキが解除されている事を確認。

穴を真上に持ってきて、ライト等を使用して中を覗きます。

サイドブレーキシュー調整用のネジが見えるので、シューが縮まる方向に回します。普通のネジを考えて回すと縮まる方向に回せます。

何回転か回すと、ローターを引き抜けるようになります。何回転回したか覚えておくと、調整が多少楽になるかもしれません。

先ほどの穴からは、このネジを回しています。上に回せばシューが縮み、下に回せばシューが広がります。

逆側も同様に外す。

新品ローターを取り付けます。

ブレーキパッドを戻して、キャリパーを取り付けます。

逆側も同様に。

穴を外すときと同様に真上に持ってきて、シューを調整します。

回した回数戻してみます。ただ、ネジ穴にマイナスドライバーを突っ込んで回すので、回っている手ごたえか、ドライバーがスベっている手ごたえなのか、判断が難しいです。

なので、回るだけシューを広げます。シュー調整用ネジが回らなくなると、サイドブレーキを解除しているにも関わらず、ハブが回らなくなります。

その状態から5回ぐらい縮める方向に回せば、手でハブが回るようになると思います。これでサイドブレーキの調整が完了。逆側も同様に調整。

1時間半ぐらいで完了。

スリットがカッコイイです。

錆錆のローターから新品ローターになったので、ブレーキタッチが格段に向上。反っていたものと思われるブレーキタッチは全く無くなり、快適です。

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