M35 STAGEA 純正タービンブローのため純正新品タービンへ換装

ある山道で、フルブーストで全開中に…。

アクセル全開にも関わらずブーストが見る見る下がっていく…。

一旦アクセルは離し、再度踏みなおすと、全開でも0.3Kぐらい。さらに、エンジン回転に合わせて掃除機みたいな聞きなれない音がする。

しばらくすると、-0.1Kまでしか掛からなくなり、超遅い。

直ぐにタービンブローとわかった。

タービンブローしてもエンジンが生きていることから、吸気側は問題なく、排気側が死亡したものと判断。

出先だったため、とりあえず福島の実家でタービンを下ろそうとすると、まったく工具が入らない…。どうもエンジンを下さないと、タービン交換はできない模様。エンジンが壊れてもいいやと思い(エンジンが壊れれば買い替えに迷わないし、排気側のみだったら多分エンジンに悪影響はないと妄想)、そのまま高速を200Km近く走って、知り合いの車屋に預けることに。

タービンブローしていても一応高速は走れました(笑)。ただ、加速は激遅です。圧縮8.5のNA化したエンジンで、さらにタービンの吸気側ブレードが吸気抵抗となっているので。NAの軽よりも明らかに遅いです。

知り合いの車屋に車を預けると、タービンは受注生産らしく、3週間の入院。さらに、タービン本体価格に加え、工賃が10万近くかかる事に。

V型エンジンのターボは二度と買わないと心に決めた瞬間です(笑)V型だとタービン交換レベルの作業が自分で出来ないので。

直すか、違う車を買うか次の日まで考え、今回は直す事に。

3週間私の相棒となる代車。1JZ-GE搭載。

171クラウン。

クラウン、超静かだし、このままでもいいって思うぐらいいい車でした。特に高速は超快適で全く疲れない。

3週間後、ようやく直ったので、ブロータービンのご紹介。

交換したものはタービンとアクチュエータの一式。

 

ギャレット製。

吸気側のメタルブレードは何も問題なし。

排気側のセラミックブレードが木っ端微塵。破片は触媒に詰まっていたようで、もちろんタービン交換時に取り除いもらいました。

セラミックの利点は、レスポンスが良い。欠点は耐久性が弱い。

ブーストは最大で1.25Kまでかけた事があり、常用は1.1Kで使用していた。今後は1.10をMAXとし、常用で1.0Kで使用する事とします…。

車に詳しい人に聞くと、どうもギャレット製のセラミックブレード型のタービンは弱いようで、一例を挙げるとRB25DETのタービンとかもそのようです。

1JZ-GTEのセラミックタービンは1.2K(MAXで1.3K)で常用してドリフトしまくっても壊れなかったのに。

純正の新品タービンにして、300Km程度慣らしをしました。

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