MARK2 QUALIS ヘッドライト曇り+黄ばみ除去

クオリスは、ヘッドライト曇る率が非常に高い車種の一台だと思います。2000年前後から製造された樹脂ヘッドライトは曇り易いような気がします。1997年製のチェイサーは全く曇りません。

曇りだけなら表面の研磨だけで何とかなりますが、黄ばみまでは取りきれません。黄ばみは、樹脂層の上部のコーティング層の劣化が原因みたいです。劣化したコーティング層をやっつけない限り、黄ばみは除去できないみたいです。

耐水ペーパー600番でコーティング層を削りとります。めんどうなので、アイラインはとらずに作業をします。黄ばみの混ざった、研磨カスが出てきます。

600番研磨後。真っ白になります。

さらに1000番で研磨。

ポリッシャーを使用して、1000番のコンパウンドで研磨。

ここまで透明になってきました。

仕上げは、ポリッシャーに1500番の液体コンパウンドでひたすら研磨します。この作業だけで30分ぐらい研磨します。

新車並み(言いすぎかも)に透明に。

透明感ではなく、確実に透明になりました。

ビフォー。黄ばみあり。

アフター。超透明に。

この作業では見た目以外にも、もう一つメリットがあります。

ビフォー。樹脂層と劣化したコーティング層の境目で、光が拡散しています。この拡散が、光度の低下になっています。さらに、黄ばみがあるので、HID光に黄色が混ざっています。

アフター。劣化したコーティング層が無くなったので、光の拡散が全くありません。さらに黄ばみが無くなったので、HID本来の綺麗な色となります。

ただし、コーティング層を剥がしてしまったので、樹脂層がすぐに曇ってしまうという情報もあります。適当なコーティングワックスを塗りましたが、効果はいかほどに。

個人的な考えでは、数ヶ月で樹脂層表面が曇ってしまうと思います。しかし、1500番のポリッシャーにて、数分程度の簡単な研磨で透明になるのでは?と安易な考えをしています。

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