QUALIS Lowビーム HID 35W D2R(D2C) 白紫色 12000K バルブ + 55Wバラスト化 

55Wのバラスト、HIDケーブル、D2用コネクターを用意。

このバラストは35Wより確実に明るいです。55W表記のバラストでも35Wのインチキ物がたくさんありますね。

バラストのラベルが剥がれてしまってますが、こんなラベルがついたバラストです。

DAX35DKE

Vin 7.5〜18.5V

Vnorm 13.2V

Inorm 5.2A

IinMAX 11A

Pout 55Wnorm

35Wバルブを用意。

55Wのバルブも持っているが、あえてこの35Wバルブを用意。

12000Kとして購入したもので、35Wドライブだと青すぎて捨てようかと思っていたもの。

しかし、遊び半分で55Wでドライブしてみると青さが消えて白紫色に!

偶然にも俺好みの色になったので、オーバードライブになってしまうが、55Wでドライブさせます。

ヘッドライトを外します。

ヘッドライト下部のバラストのカバーを外して、純正バラストを外します。

HIDケーブルの片方を切断して、D2コネクターを半田付け。

こんな感じに接続。

バラストのカバーに穴を開けます。

先ほど加工したHIDケーブルを通します。アルミテープで適当に防水。

逆側も同様にやります。

右用バラストはこの位置に。

左用バラストは、Hi用のバラストの隣に。

余り物でリレー回路を作成。

トヨタ車のヒューズBOXに入っている、非防水のリレーです。容量が不明なので、念のため、片側ずつでドライブさせます。

バルブ焼き中。

バラストが本物の55Wであるかどうかの確認方法→同じバルブでためしてください。この時点で。片方を35Wバラストにつないでみると、明るさの違いで、すぐに分かります。昼間でも、誰が見ても分かります。35Wと同時点灯してみて、どちらが明るいか判断に迷ったら、そのバラストは偽物55Wです。

明るさ以外にも、色温度(ケルビン)でも判別できます。同じバルブの場合、55Wの方が、1000K〜2000K程度低く(黄色に近づく)なります。

この色、萌萌。

点灯試験。

画像左がごく一般的な青ベースの8000K。

右が、今回取り付けた紫ベースの色の12000K。

夜走ってみると、なんと光軸がバラバラ。バルブのせいかと思い、交換してみたが、相変わらずバラバラ。

原因はいろいろ妄想した結果、自作したD2変換コネクタの根元が硬く、オートレベライザの動作に支障が発生しているようだ。

純正のD2コネクタは画像のように、やわらかい線となっている。今回自作したコネクタは、半田+絶縁テープなので、めちゃくちゃ固く、レベライザの動作力では、光軸が調整できないようだ。

なので、改良します。

まずは、純正のD2コネクタをばらします。

分解完了。

HID延長ケーブルから直接端子に半田づけ。

組立てて完成。

絶縁テープを使用していないので、やわらかく、レベライザの動作にも問題ないでしょう。

下に空けた穴から配線を出すと、ヘッドライトを車体に取り付けたときに、問題があるようです。車体と、ヘッドライトのクリアランスがほとんどないので、画像のように細いケーブルを下から出して、アルミテープで防水対策した場合、その厚さでヘッドライトの角度に影響が出ました。

クオリスの場合4灯で、この場合は、Lowの下部分のみが分厚くなる。Hiは取り付けボルトの関係で、Low側の角度のズレに対して、Hiの角度のズレは大分少なくなります。よって、Lowがズレたからと、Lowを基準に合わせると今度は、Hiがバラバラになりそうです。

ヘッドライトの取り付けに影響が出ないように、改善します。

まずは、HID高圧ケーブルが通せるように穴を開けます。

画像のように通します。

アルミテープで適当に防水。

 

ちなみに、D2のHIDキットに入っている、このようなD2変換ケーブルは、使い物になりません。

車種によると思いますが、クオリスの場合はオートレベライザ動作の力では、このケーブルは硬すぎて、光軸調整が出来ません。

55Wにしたら光軸がバラバラという情報をたまに聞きますが、もしかしたら、このケーブルの硬さが原因のひとつかもしれませんね。

フォグは青ベースの8000K。

PIAAの8000Kより紫が強いです。

Lowは35W規格だが、55wドライブなので、とても明るいです。

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