MARK2 QUALIS フェンダー爪折
|
ツライチ化にするには、必ず通らなくてはいけない道が、この爪折作業 。また、欲しいホイールを買ったら、タイヤが当たってしまうという場合も、この作業が必要になります。
通常ここでの作業方法の選択肢は3つで、フェンダーの爪を「叩いて折る」、「サンダーで切断」、「強引に曲げる」のどれかになると思います。
セカンドカーを板金屋に出して、綺麗に折ってもらうのは、余りに非経済的です。
まずは、タイヤを外して、ペンチで爪君の進路相談会を開催。 |
|
力が加わった時に、爪君が非行に走らないように、内側へペンチで曲げます。
傷が付くと思われますが、見えない場所なので、躊躇せずやっちゃいます。
ポイントは、ペンチで可能な限り曲げてやることです。一度に一箇所を頑張るのではなく、全体をまんべんなくやれば、この時点でも結構曲がります。 |
|
ペンチだけでこんな感じまでいけます。 |
|
次は、タイヤを取り付け、ナットを締めます。 画像のように鉄パイプとゲンノウでタイヤを支点とした、テコの原理で爪を曲げます。 先ほど、進路相談会を開催したので、意外とすんなり曲がってくれます。こちらも全体をまんべんなくやります。 鉄パイプは長すぎても地面に当たってしまいますし、短すぎても力が入らないので、適度な長さが必要です。使用した鉄パイプは65cmでした。鉄パイプの角で、爪以外の余計な部分に凹凸を作らないように注意しながら、フルブーストでGO。力を加えたときの鉄パイプの角を常に気をつけましょう。 爪を曲げながら、フェンダーは多少広がりますので、数ミリオーバーフェンダー化となります。 |
|
曲げ終わったら、剥がれた塗装部分を再塗装するために、タイヤを外します。 叩いたほど綺麗には折れませんが、ここまで爪折りできます。 |
|
こんな感じに、折れています。 塗装はタッチペンで超適当に染めておきましょう。 |
|
叩くとフェンダーがボコボコになって、外から見ただけでもすぐに分かってしまいますが、この作業は叩かないので、フェンダーがボコボコになりません。 |
|
外から見ただけでは、爪折りした事が全く分かりません。 |
|
綺麗なフェンダー形状を保ったまま、爪折りできます。 副作用として、次の日、筋肉痛になります。 |