MARK2 QUALIS メーター文字版前期化
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メーター針を青針化する際、実験体を用意したのだが、青針化が旨く行ったため、実験体を捨てようかと眺めていると、前期と後期のメーターデザインが微妙に異なっている事に気づいた。 |
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大きな違いは、前期はヘッドライトがハロゲン、後期はオートレベライザ付きのHIDなので、メーター内にレベライザのインジケータがある。 これはどうでもいい違いで、正直あっても意味のないインジケータ。 |
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もう一つの違いは、レッドゾーンが違う。 上は後期のパネル=6250rpmからレッドゾーン。 下の後期パネル=6500rpmからレッドゾーン。 この250rpm、私にとってとても重要な250rpmです。前期も後期も全く同じエンジンなのにレッドゾーンのみ違う。 私のクオリスは後期なのだが、全開加速時6300rpmぐらいで変速している。って事は6250rpmはレッドゾーンである必要がないのでは?どっちみち、ATなので、どこがレッドゾーンでもあまり関係ないし。(本当に自己満足の領域です。) インジケータが多少異なるが(ABS、意味不明なライトマーク?、水温異常?等)、使用に問題なさそうな物なので、メーター文字版の前期化を試みる。 針まで外し、文字版を取り外します。 |
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まず、前期文字版の「0点針止め」を外す。 |
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文字版を重ねて、レベライザインジケータ部分をカーターナイフで切り取り。 |
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後期に付いていた、ゴムを装着。 指紋や文字版の接着剤が付着したので、パーツクリーナーで一掃。 |
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あとは、元通りに。 インジケータ部分もはじめから付いていたかのように、綺麗に加工できました。 |
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問題なしです?。 タコの×1000rpmの文字が綺麗に発光してません。rpmが薄っすらとしか見えません。前期と後期では文字の場所が異なるので、裏側の発光帯(反射帯)の形状が違うのでしょう。これでは、へっぽごなので、やりましょう。
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もう一回ばらして、今度は内部の反射帯までばらします。 |
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上が後期の反射帯。 下が前期の反射帯。 レベライザインジケータ分だけ、後期は×1000rpmの反射帯が左寄りになっています。反射帯も前期の物を使用します。 |
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燃料計と水温計は反射帯に一緒に付いてきたので、これも前期後期入れ替えます。当然、燃料・水温計は後期の物を使用します。 |
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ここで、また問題が…。 前期の反射帯をそのまま取り付けると、レベライザインジケータが干渉します。 |
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干渉しそうな部分にマーキングします。 |
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半田小手で、やっつけました。 |
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今度は綺麗に発光しています。 |
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ビフォー(後期パネル)。 レッドゾーンが6250rpmからです。 |
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アフター(前期パネル)。 メーターのレッドゾーンが250rpmUPしました。 「後期2.5なのに、レッドゾーンが6500rpmから?」これに気づく人がいたら、クオリス通ですね(笑)。 この作業も、Touch-B.R.A.I.Nを見ながら、針のズレ補正が必要です。 |