スバル R2 (RC1) 10万キロ整備

タイミングベルト、タイミングベルトテンショナー、ウォーターポンプ、カムシャフトシール、交換

今回の作業は業者に依頼しました。自分でできる方は部品を購入(タイベル、ウォーターポンプ等セットで売っています)すればかなり安くできますね、タイベル交換は工賃の割合がかなり大きいです。

2007年7月に新車で購入して、現在(2023年6月)でほぼ16年、96500Km走行です。

そろそろ10万キロの整備が必要なので買い替えも含めて検討しました。

嫁がメインで乗っているR2ですが、あ〜様関係で狭い道を通るので、我が家に軽自動車は必須。そして乗りたい軽が無いので、整備する事にしました(嫁はS660が欲しいみたいですが、3人家族に2人乗りは誰がトランクに乗るの?ということで却下)。

タイミングベルト交換(以下、タイベル交換)に出すための整備をします。

HKSパワーフローの遮熱板と、それ用のエアーダクト、自作吸気温センサー等が盛大に邪魔になるので、外します。

 

エアクリ遮熱版のエンジン側が邪魔になります。

 

スロットルを外さないと、遮熱版を外せなかったので、外しています。

 

スロットルを外すと、冷却水が漏れてきます。

 

スロットルを外したついでに、スロットル本体とISCV(アイドリングスピードコントロールバルブ)を洗浄します。

エンジンコンディショナーをかけて、盛大に洗車します。パーツクリーナーでは落ちませんでした。

特にオイルキャッチタンクを付けていない方は、スロットルとISCVがあり得ないぐらい汚れていると思います。

 

R2を整備に出している間、代車生活です。

代車ガチャはこれです。

代車は軽自動車を希望しました。

パワーが無い!!と嫁がキレています。

R2を預ける時に、今入庫している車の整備が予想以上にかかっているので、時間がかかると言われた。

今回の入庫先は、前回レヴォーグのCVTからのフルード漏れで預けた所です。なぜなら整備士のレベルが今まで会った人中で圧倒的に桁違いに高いからです。レヴォーグを預けた時に少し会話しましたが、それだけで相手の知識量が半端無い事がわかりました。そして、今回R2も整備に出しましたが、その時の会話でも改めて知識の高さがわかりました。

中古レヴォーグ購入時に、保証会社に紹介された整備工場(Dラーではない)ですが、いい出会いでした。

丸10日後、R2のタイベル交換が終わり、引取りに行ってきました。

タイベル交換後に整備士の人が試乗したようですが、「R2ってこんなに速いんですね」と言われました。低速からトルクがすごいとのことです。

スーパーチャージャーのブーストアップなので、低速から全域でトルクアップしていますので、ノーマルの軽と比べればかなり速いです。

 

今回10万Km整備で交換した部品です。部品代込みで8万円弱でした。

レヴォーグの1件で完全に信者になったので、他社で見積も取っていないし、高いかどうかもわかりません。

タイベル、タイベルテンショナー、ウォーターポンプ、クランクシール、ついでにVベルト類(オルタネーター側のベルトとスーパーチャージャー側のベルト)。

 

 

タイミングベルトです。

タイミングベルトと言っても普通のゴムベルト。

Vベルトと比較しても、コマがある以外は相違ないです。

 

このように曲げると表面にクラックが見えますが、まだまだ大丈夫でした。

 

タイミングベルトの中身が見たくて、カッターナイフで切断してみました。

切るのに抵抗がありました(躊躇という抵抗ではなく、物理的な抵抗です)。

金属のワイヤーのようなものが入っていました。

Vベルトも切ってみました。

こちらもタイベル程ではないですが、抵抗があり、内部に金属が入っていました。

右がタイミングベルト。

真ん中が、オルタネーター用側のベルト。

左がスーパーチャージャー用のベルトです。

 

タイベルのテンショナー。横方向にちょっとガタがあるような気もしますが(新品がどんなかわからない)、問題なさそうです。

 

ウォーターポンプ。

回転軸部分のシール部から冷却水のにじみがありました。軽微の漏れですが、今回整備してよかったです。

ウォーターポンプを外すには、タイベルを外さないといけないので。一緒に交換するのが一般的です。

あと、新品の状態がわかりませんが、手で回転させてみると結構な回転抵抗があります。そして何か音がする。

 

ウォーターポンプ、内側。

 

ウォーターポンプまでは外せそうでしたが、この黒いホースを外して元に戻せる自身が全くなかったので、今回作業を依頼しました。エンジンを降ろさないでどのようにして、このホースを元に戻したのか…不思議です。

 

あと、R2のタイベル交換時にはウォーターポンプ交換も必須ですが、このホースの交換も必ずした方が良いと思います。
ウォーターポンプとエンジン側がつながっているホースです。
ウォーターポンプを外さないと交換できないホースです。

この羽根で冷却水を循環させます。

タイベルを交換すると、何も変わっていませんが、何となくエンジンがご機嫌な気がしますね。タイベルの伸びもわずかですがあるはずなので、そのせいかもしれません。

 

希少な、

今は無き4気筒の軽自動車+スーパーチャージャー、

もうしばらく乗りそうです。

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