スバル R2 (RC1) エンジンスターター取り付け

中古で安く売っていたので、なんとなく購入。寒冷地に住んでいるわけでも、寒冷地に出かけるわけでもないが、気づいたら購入していた。酔っ払ってオークションを見ていたら、突然エンスタが欲しくなり購入。酔っ払ってのオークションはお勧めしません(笑)

ユピテルのVE-E69R。

茶色のコネクターのホンダ用のハーネスと一緒に出品されていた。

アンサーバック付きのモデル。

スバル/日産用のハーネス、N-108 を別途落札。

取り付けに入ります。

ハンドルを90度切って、このネジを外す。

反対に90度切って、このネジを外す。

すると、コラムカバーの下側を取り外せる。

ハンドルを固定しているボルト2本を緩めて、ハンドルを下方向に動くようにする(たぶん1cm程度しか動かない)。

ワイパーレバーの後ろにある、キーシリンダーにつながっているコネクターを外す。ドライバを使って、コネクター固定用の爪を押しながら外すと楽です。

この外したコネクターを、スバル/日産用のN-108へ接続し、逆側をここに接続。

エンスタ本体のアースを接続。アースは、ハンドル下のパワステモーター付近へ接続。

接続完了。本体はパワステモーターへ固定しました。

R2の場合、この接続のみでP(パーキングポジション)を検出できます。車体側に接続したのは、N-108と、アースのみ!…では足りなかった15分ぐらいで完了する、簡単な作業でした、とはならなかった。

10回に1回ぐらいの頻度ですが、エンジン始動がおかしくなる事象が発生する。

具体的には、エンジン始動操作→エンジン始動→5秒ぐらいでエンジン停止→リトライ制御でエンジン始動→エンジン停止→リトライ制御でエンジン始動→エンジン停止(リトライは2回までなので結局エンジン始動できず)。

エンジン始動を検知できないようです。

後日(1週間後)エンジン始動検知を確実に検知するために、オルタネーター線(L端子)を接続します。

助手席前のグローブボックスを外す。このネジ2本。

左下のネジ1本。

右下のネジ1本。

合計4本を取り外し、グローブボックスを引っ張れば取れます。

ヒューズBOXとご対面。

信号線がいろいろ来ているので、オルタネーター信号(L端子)がないか捜索します。

 

端子の片っ端から捜索。

オルタネーター信号(L端子)の特徴はは、以下の通り。

・キーOFF 0V。

・ACC ON 0V。

・イグニッションONでも0V(もしくは6より小さい値)。

・エンジン始動で6V以上

左上から捜索し、ここがL端子の出力似ている。左から5番目(一番左はブランクなので、4回目のエンジン始動で発見)

キーOFFで、0V。ACC ONで0V、イグニッションONで一瞬12V程度になるがすぐに0V。そしてエンジン始動すると12V以上となる。

ここにエンジンスターターのオルタネーター線を接続してみます。

接続完了。セル動作時間かなり長めの3秒に設定しても、正確に動作します。エンジンが始動しないとセルが3秒間回り続けるという設定です。

エンジンが始動するとオルタネーター信号を検知して、すぐにセルが停止します。セル動作時間3秒設定では、セル引きずりが全くないので、正しい接続だった思います。

エンジンの始動方法は、Eマークを押して、STARTを押すという、ダブルアクションの設計。

しか〜し、ポケットから取り出すときとか、持ったときとか、意図せずエンジンがかかる。相当な確率で押してしまう。設計ミスだと思う。

意図せずエンジンがかかるのは、いろいろ問題なので、見た目は悪いが、Eマークのところの外側のボタンを撤去。

この状態でEマークを押すには、爪で押す必要があるので、意図しないエンジンスタートは皆無になりました。

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