スバル R2 (RC1) ワイパーアーム塗装+樹脂パネル修復

2007年7月に購入して現在2022年11年。

15年以上経過して、ワイパーアームが剥げてきた。

そしてワイパー下の樹脂パネルも表面が劣化して白っぽい。

ワイパーブレードは先日新品にしたので、余計にアームのハゲが目立つ。

 

ワイパーの位置にテープを貼って位置の目印にします。

 

#800で水研ぎして、足付けをします。

 

元の塗装をすべて取り去ら無くても問題なし!と妄想して、足付けするだけです。 

足付け完了。

パーツクリーナーで水分をパーツクリーナーに置換して、乾きを早めます。

 

特にこの部分と、

 

この部分には水が張り込んでいるので、塗装に影響が出ないように確実に水分を無くします。

ワイパーアームが黒なので、パーツクリーナーで温度が下がっても、太陽光ですぐに温まります。

水分が無くなったことを確認したら、パーツクリーナーだけでも脱脂できていそうですが、シリコンオフで脱脂します。

 

アサヒペンの高耐久ラッカースプレー、艶消し黒→アマゾンで購入

車用の艶消しスプレーもありますが、それより安かったので。

プラサフもいらないと妄想。

 

 

まず、アームを折り曲げた状態(車両取り付け状態だと、ワイパーを立てた状態)で、この部分だけ塗装。3回ぐらい塗ったら、伸ばした状態にして全体の塗装を開始します。

 

艶消しなので、超絶薄く何度も塗ればまず失敗しません。

普通の塗装の場合、私は塗装後に研磨したくないので色づけの段階でツヤを出すために垂れるぎりぎりの量を噴いて塗装していますが、艶消し黒の塗装は非常に楽です。

 

薄く塗ると初めは下地の色(ハゲの金属色)がなかなか消えませんが、何度塗っていくうちに消えます。

 

塗装完了。

艶消し塗装コツは、薄く何度も塗る!だけです。

 

艶消しの黒。

新品みたいです。

1時間ぐらい乾燥させてから、取り付けます。本日の気温23℃。

 

乾燥待ちの間に、何かできることは無いかと考えたら・・・。

ワイパー部分の樹脂パネルの劣化を補修してみようと思った。

樹脂パネルの劣化は、パネル表面の紫外線劣化等により、細かなクラック?ができて白く見えるらしいです。

そこをヒートガンで炙ると、そのクラックが溶けて?元に戻るようです。

左半分がヒートガンで温めた部分。

使用したヒートガンは350W固定の安いもの。ペンのように持って作業ができるので作業がしやすかったです。アマゾンで購入。※全く同じ物は廃盤?のようですので、持ちやすい小型のものをお勧めします。

左、未施工。

右、ヒートガンで全体的に炙ったもの。

 

両方完了。

黒くなって、いい感じです。ムラになっている部分がありますが、やり直しがきくので納得が行くまで炙ります。

 

取り付け。

車両に取り付けてみると、光の当たり具合で、まだ少し白っぽい部分が薄らと見えます。

一旦外して、再度ヒートガンで炙ります。

※外して炙る理由は、ガラスが割れそうだからです。実際このまま炙るとガラスが割れるかわかりませんが、局所的に何百度にもなったら、周囲との膨張率が極端に変わって割れそうなので、外して炙った方が安全です。

 

樹脂パネル、ワイパーアーム、納得の仕上がりです。

 

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