R2 フロントブレーキキャリパーオーバーオール+ブレーキパッド交換

フロントブレーキパッドが残り2mmぐらいになったので、交換します。交換するにはキャリパーを外すので、ついでにオーバーホールします。

Dラーにて、フロントブレーキキャリパーホールキットと純正ブレーキパッドを注文。リア分はおそらく必要ないので、注文していません。

リアのブレーキ点検。

R2の場合、リアはドラム式なので、分解しないとブレーキシューの残りが分からない。フロントは磨耗限界に達しているが、リアはまだまだ大丈夫だと予想。

右後ろから作業。

タイヤを外したところ。

ハブセンターキャップを取ったところ。

ピンを抜き、ボルトを外します。

あとは、ドラムを引き抜けばこのようにブレーキシューが見えます。

残り溝3mmちょっとあるので、まだ半分も減ってないと思います。新品で5〜6mm程度。

このまま手をつけずに、クリーニングだけして、元に戻します。

左後ろも同様に、3mmちょっと残っています。こちらもこのままです。

では、本題のフロントブレーキキャリパーオーバーホールの開始。

右前。

キャリパーを外します。

キャリパーを車体から外す前に、スライドピンのボルトを緩めておき、ブレーキラインのフレアナットも一旦緩めて、フルードが漏れない程度に締めておきます。作業が楽になります。

 

スライドピン部分で分解。ブレーキラインは、まだつないだままです。

ブレーキを数回踏み、ピストンを押し出します。

フルード永遠に垂れ流しを阻止するため、ブレーキを踏みっぱなしで固定。

このあと、ブレーキラインからキャリパーを外します。

 

水で流しただけの状態。

新車購入後約6年で45000Km走行。めちゃくちゃ綺麗なピストンで、まだまだオーバーホールの必要は無かったが、このぐらいのペースでやっておけば、オーバーホールが楽ですね。

どちらも洗剤で洗浄後、パーツクリーナーで清掃しただけで、綺麗になりました。

ピストンシール・ダストシール用のグリスを塗布。赤色のグリス。

ピストンシールを組み込み、ダストシールを画像のようにピストンにはめ込みます。

R2の場合、ダストシールを固定する金具が無いタイプなので、このようにしてはめ込みます。(正規の方法かわかりません)

ピストンとダストシールを同時に組み込み。

このダストシールがかなりてこずりました。

スライドピン用のグリスを塗布。

ピンクのグリスです。

スライドピン用のダストシールも交換します。

ブレーキパッド交換。

左が45000Km走行した純正パッド。

右が新品パッド。もちろん純正。R2の用途を考えると純正パッドで十分です。スポーツパッドにして、赤信号の度にパッドをガリガリ削っても・・・。

純正パッドでも十分ロックします。

パッドグリスは必要が無いものだと思っているので、塗りません。

ピストンに画像の金属を取り付け。この金属初めて見ました、役目はなんでしょう??

右前完了。

この瞬間が嬉しいですね。

エア抜きを確実にします。

今日も暇そうな人は仕事なので、クオリスで通勤してもらいました。

一人エアー抜き→ブレーキを踏んだ状態に固定して、フルード排出口を緩めて、フルードを抜いて、締める。ブレーキを解除して、再び踏んだ状態で固定、フルード抜きを繰り返し、エアーが出なくなるまで。

最後にお決まりの、塗装・・・。

左前も同様に

こちらのピストンもめちゃくちゃ綺麗でした。

洗浄します。

この後、右前と同様に、、組み付け、エアー抜き、塗装を行い完了。

ドライ路面でABSが動作するか(タイヤがロックするか)試験して(笑)、問題が無ければ完了。

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