SUBARU LEVORG STI VMG

 レヴォーグ ECU書き換え DRiViSiON ECU ver.3(ECUチューン)

VMGレヴォーグを速くする方法をいろいろ検討。

初めは、ブリッツのパワコンレースチップ検討しました。それを使用した場合、純正のブーストセンサーに割り込ませる形になり、ECUのブーストマップはどのように使うのかの疑問が解決しなかった。そしてMFDのブースト計が正確な値を示さなくなる。

チェイサーでパワーFCの現車セッティングをしていて、確実に速くするには現車セッティングしかないという”平成の考え”昭和の考え?もあったので、現車セッティングも考えました。しかし、最近のECUは学習能力が高く、書き換えだけでも十分に速くなるという事がわかった。

PROVA(プローバ)、HKSのフラッシュエディッター、デルタボックス、DRIVISON、で迷うこと2か月。

スバル車に特化しているDRIVISION(ドライヴィション)に決めました。


神奈川県横浜市のドライヴィションの事務所。

ドライヴィションの方がパソコンを持ってきて、OBDコネクターに接続。

ECU書き換え用のプログラムをインストール中。書き換え自体は10分程度。

後は、ドライヴィヴィションの人が実走で学習させ終了です(30分程度?)。

 

VMレヴォーグ前期のアイサイトの追従するクルコン設定値は114Km/hがMAXでしたが、ECU書き換え時に135Km/hに書き換えてもらいました。

速度リミッターは解除。

設計出力420Nm(42.8K)/5600rpm=335PS

CVTの安全圏は430Nm以内のようです(B型はもっと低い)。

全域で確実に速くなりました。

そして、なんと燃費は約1割向上。

※ECU書き換えを嫁に黙っていましたが、嫁が運転する機会があり、「なんか運転しやすくなった?」と言っていました。 

あと、純正はリタード制御(安全のために点火時期を遅らせる、アドバンスマルチプライヤーが下がる)に入る閾値が厳しすぎのようで、知らない間に遅くなっているVMGが結構あるようです。「3500〜4000rpm」の加速と「5500〜6000rpm」の加速が同じぐらいに感じたらリタード制御が入っている可能性が大です。

後日MAXブーストを計測しています。

水の2Lペットボトル6本箱を12ケース、計144Kg積んで計測します。

※ブースト計測のために水を買ったのではなく、家で飲むために約1ヶ月に1回の買い物ついでにブースト計測です。

いろいろな踏み方、モードを変更して、MAX値は1.53K。MAX値がブーストアップしている訳ではありません。だいたい1.51〜1.52がMAXで、たま〜に1.53かかるという感じです。

純正と比べるとMAX値にはほぼ変化が無く、ECU書き換えの効果は?と思われそうですが、全く別なレヴォーグになりました。

VMGの場合、純正状態だとIモードは意図的にもっさりした感じになっています。ある程度スロットを開けてもCVTの変速はせず回転が上がらない(キックダウンしない、ブーストも上がらない)→もっさり。

それがアクセル開度に合わせて変速してくれるようになったので、超絶運転がし易くなりました。スロコンのように踏んだ量を誤魔化しているという制御ではなく、踏んだ分だけブーストがかかり、さらにCVTを変速させていると感じです。

より低速回転でブーストがかかり、MAX値の維持時間が純正より少し長い、そしてその後のブースト値も純正より高い値を維持したままレブに達します。

かと言って、IモードがSモードのようになった訳ではありません。Iモードの利点は巡航時の回転数の低さがあります。それはそのままです。巡航時にSやS#にするとエンジン回転数が上がります。かと言って、低速や渋滞でアクセルワークに対して敏感に反応し過ぎる(スロコンでいうとMAX値の設定)のようなことは全くありません。ワイヤースロットのように、素直になったという感じです。 

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Iモードでのフル加速時のブーストのかかり方です。
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S#+ローンチコントロールスタートでのフル加速時のブーストのかかり方です。
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Iモードでの0-100Km/h、フル加速。
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S#モード(ローンチ無し)での0-100Km/h、フル加速。
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S#モード(ローンチ有り)での0-140Km/h、フル加速。

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