SUBARU LEVORG STI VMG
ドアランプ(カーテシ) 故障 修理
ドアの下にランプ・カーテシ(おそらく後付け?)が付いているのですが、ドアを動かすと動きに合わせて明るさが変わる。
特に雨の日はひどく、点かないこともある。
点灯しないならまだマシですが、ピカピカと明るさが変わるので、イライラします。
ドアを動かさないと、明るさが一定なので、中で断線しかけているか、接触不良が発生している模様。
しかも、運転席と助手席の両方です。中古で購入当日からこの症状は出ていた。
トラブルシュートのため、ドア内張りを外します。 ドアノブのビス1本を外す。
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ドアの小物入れのビスを1本外す。
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後は内張りを下側から手前に引っ張るだけです。ビズ2本を外すと、残りはプラスチックのクリップで止まっているだけです。 チェイサーより超楽勝。チェイサーはもっとビスを外す必要があった。 内張り上部は窓枠に引っかかっているので、内張りを引っ張ってすべて外れたのを確認したら、上に持ち上げて外します。 ドアと鍵ロックのワイヤーを外し、パワーウィンドウのコネクター外し、カーテシ本体を外せば、ドア内張りを画像のように車体から外せます。
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カーテシのスイッチ(画像左側の黒い出っ張り)は、ドアを閉めると車体に当たって引っ込み、ドアを開けるとバネの力で出てきてスイッチONになるようです。
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カーテシスイッチを外してみると・・・。 錆。 そしてアース側がスイッチになっていてドア本体からアースを取っている模様→ということは、ドアヒンジからアースを取っている訳ですね。通りで、ドアの開閉に合わせてカーテシの明るさが変わる訳です。 ドアの内側は雨が入ってきて、カーテシスイッチとドアとの接点部分が錆びる。そして、ドアヒンジも可動部なので、アースが不安定になるのは納得です。設計が悪い。 こんな不安定なアースは嫌ですね。
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まず、カーテシスイッチに、画像のように丸型のアース端子を接続します。 丸型アース端子←アマゾン。
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そして、その先はパワーウィンドウの黒線に接続。 黒線はテスターでアースである事を確認しました。 この後、はんだ付け+絶縁テープで保護します。
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アース増設は黄色線。 人差し指の黒線はカーテシマイナス側から、カーテシスイッチにつながっています。 カーテシプラスは、パワーウィンドウスイッチに来ている常時+に接続されていました。
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これで、ド派手に激しくドアを開閉しても、カーテシは一定の照度を保っています(普通ですが)。
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運転席側も同様に、アースを増設しました(画像はありませんが)。 カーテシの修理完了です。 パワーウィンドウスイッチを外しているので、パワーウィンドウの初期設定が必要です。 運転窓→運転席スイッチから全開してそのままスイッチを押し続ける(5秒ぐらい)→その後全閉でそのままスイッチを上げ続ける(5秒ぐらい?)。 助手席窓→助手席スイッチより、運転席窓と同じ操作をします(初期設定が済むまで、運転席から助手席窓の操作は不可でした)。 初期設定がOKだと、AUTO機能が使えます。 |