JZX100 CHASER ヒーターウォーターバルブ交換

JZX100 チェイサーに長らく乗っていると必ず出てくるトラブルの一つ。

エンジンルーム助手席側にある、ヒータウォータバルブ。

ヒーターバイパスバルブ!?

冷却水が滲んできている。

こちら側も滲んでいる。

このバルブの役割は、ヒータ使用時に室内ヒータコアへの冷却水の流量を調整する。エアコン制御よりワイヤーが動いて、流量が変わる。

交換は非常に簡単。冷却水を交換できる人なら問題ないと思います。

ホースクランプを外して、ホースを2本外す。

バルブ本体を固定しているボルトを2本外す。

最後にワイヤーを外す。

外したウォーターバルブ。

以前、冷却水の全量交換を行ったときに、この画像のように先端が割れている事を知っていた。破片は水道水の流れる方向を変えて(整備→LLC(冷却水)全量交換参照)取り除いていた。冷却水の漏れは皆無だったため、再使用していたが、今回滲みが確認できたので交換。

この劣化が進行すると、走行中割れてホースがすっぽ抜け、一瞬にして冷却水が無くなり、エンジンブローとなる。

新品のヒータウォーターバルブ。

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逆の手順で組み付ければ完了。

※ほとんどの場合、割れてから交換になるとお思います。破片がヒーターコア部分に入っている場合には、こちらを参考に、水道水のフルブーストで取れるかもしれません(ヒーターバルブをつないでいない状態で、ヒーターバルブ左側のホースに水道ホースを接続して、エンジンON→ヒーターバルブ下側につながるホースから水道水とともに破片が出てくるかも…)。

交換作業自体は10分程度です。

このあと、エア抜きをして完了。

この部分はにじみを確認できたら、早めに交換したほうが良いと思います。特に水温を上げる走りをする人は、劣化が早く進むと思います。

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